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おはようございます、小山です。
すっかり涼しくなってきました。
「秋の日はつるべ落とし」と言いますが、
夕方5時頃になると急に辺りが暗くなってきます。
いまだに夏服の私もそろそろ衣替えしなくてはと
流石に思うようになりました。
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■ 空き家問題 基礎編
『サ高住としての利用法』
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さて、空き家問題 基礎編【第5回】です。
今回は空き家を利用した
サービス付き高齢者住宅(サ高住)の話です。
サ高住とは、
高齢者が安心して暮らすためのサービスが備わっている住宅で、
安否確認と生活相談が必須のサービスとなっています。
事業者によっては介護や生活支援のサービスを提供しています。
サ高住は、
基本的には賃貸住宅と同じで、
有料老人ホームのような高額な入居一時金費用を必要としません。
サ高住の制度は、2011年10月から始まり、
参入規制が緩いうえ、国からの補助金もあるため、
急激に成長しました。
サ高住に登録するには、
1.原則25㎡以上の広さがあること
2.バリアフリー構造になっていること
3.見守りサービスがあること
4.生活相談ができること
以上の4つを満たすことが条件となります。
ただ、大都市圏では、これだけの条件を揃えるとなると、
生活資金に余裕のない高齢者にはハードルが高くなってしまいます。
そこで、
空き家のオーナーに賃貸料の引き下げを交渉して借上げることで
入居者の負担軽減を図っている事業者も出てきたとのことです。
以前、千葉市のサ高住施設を見学したことがあります。
異業種(飲食業や教育産業など)から参入した企業が運営する施設は
とても綺麗で隣に病院がある施設もありました。
確かに有料老人ホームと比べれば、
入居一時金は低く抑えられていますが、
一般庶民が利用するには決して安くはない賃料でした。
今後も高齢化はますます加速するでしょう。
高齢者の金銭的な負担も増えていく過程で、
今使われていないものを利用する事はとても重要だと思います。
新しい雇用を生み出すことに繋がる可能性もあります。
まだまだ空き家の有効利用法があるかもしれませんね。
参考資料:2016年10月19日毎日新聞
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