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□目次
~ 数字にまつわる話 ~
『子供たちのおこづかい事情』
今回の数字
◆───────◆
| 5,667円 |
◆───────◆
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このところの経済ニュースは株の高値と円安ですが、
円安がこのまま続くと食品や生活用品の価格にも影響がでてきて不安になりますね。
そんな中、
これらの影響をあまり受けていない家計の支出といえば
「子供のおこづかい」かもしれません。
ご主人のおこづかいは景気や増税の影響を受けやすく、
時々調整されることもあるかと思いますが、
子供のおこづかいははたしてどうでしょうか。
今回はその実態を探ったデータをお知らせします。
「子供がいる世帯における、おこづかいの平均額」が下の表です。
(金融広報中央委員会発表、2014年)
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小学生以前 638円
小学1・2年生 698円
小学3・4年生 847円
小学5・6年生 1,279円
中学生 2,563円
高校生 5,667円
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小学校高学年で1,000円の大台に乗り、
中学生では約2,500円、
高校生では5,000円強が平均額です。
1971年以降の動向を見ると、
1980年にかけてゆるやかに上昇した後、
「バブル崩壊」によりおこづかいも大きく減少し、
影響を受けたようです。
その後は高校生をのぞきほぼ一定額を維持していますが、
この20年ほどは、
消費者物価指数もほとんど変動していないため、
小・中学生のおこづかいに関しては大体則している形となります。
高校生は一番多い時で1995年の約7,000円、
少ない時は1987年の約4,500円で
2,500円もの開きがあります。
グラフを見ると「W」や「M」のようなギザギザの起伏を繰り返しながら
1995年以降は現在に至るまで、少しずつ減少しています。
これは親の懐事情が厳しくなったというより、
高校生が使う携帯電話・スマートフォンの料金を
親に払ってもらう代わりに
おこづかいが減らされているケースが考えられます。
(高校生のスマホ所有率は年々増え、今や9割です。)
ソニー生命保険の2013年の調査によると、
子供に携帯・スマホを与え、
使用料を保護者が支払っている割合と、
その平均額は
小学生…22.6%・2,160円
中学生…56.6%・5,000円
という結果でした。
小・中学生は携帯代を差し引くとおこづかいがなくなってしまうため
横ばいですが、
高校生は親が肩代わりしている場合は
その分おこづかいを引下げ、
というのは仕方のない話かもしれません。
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