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おはようございます、川井です。
年金の受取開始時期を75歳まで繰下げできることが、
現実味を帯びてきました。
年金は、繰上げ受給をすると毎回の受取額が減り、
繰下げ受給をすると毎回の受取額が増加します。
このテーマの話になると必ず話題になるのが、
「何が一番得なのか?」
という質問です。
皆様は、どうするのがよいと思いますか?
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【話題のニュースから】
年金の受取時期、損得を悩む必要ない理由
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現在、老齢年金の受取開始は、
最長5年間繰上げ、または繰下げすることが可能です。
つまり、早ければ60歳から、
遅ければ70歳から受け取ることが可能です。
65歳から受け取る人の毎回の年金額を100%とすると、
60歳から受け取る人は70%の水準。
70歳から受け取る人は142%の水準の年金額です。
これが、繰下げを最長10年間、つまり75歳から
受け取ることができるようになる見込みです。
実現した場合、75歳から受け取る人は184%の
水準の年金額になり、65歳と比較して
2倍近い額になります。
選択肢が広がりますが、
私達は何歳から年金を受け取るのがよいのでしょうか?
今のご年齢や貯蓄額にもよりますが、
全ての方にお勧めしたいのが、
「75歳受取開始で一度ライフプランニングをし直してみる」
ことです。
自分の余命があと何年か知っている人を除き、
【何歳から受け取るのが得か】の正解はありません。
計算するだけ無駄なのです。
75歳受取開始をお勧めする一番の理由は、
当然受給額が多くなるからです。
厚生労働省のデータから、年金受給をしている夫婦の
モデルケースを見てみます。
40年間会社員だった夫の年金受給額は月あたり約15万円、
40年間専業主婦だった妻の年金受給額は月あたり約6万円。
夫の年金の計算基準となる、生涯年収の平均は約500万円です。
65歳から年金を受け取ると、夫婦合わせて月21万円の収入です。
先ほどの受給額の水準に当てはめてみます。
60歳受取:約14.7万円(70%)
65歳受取:約21万円(100%)
70歳受取:約29万円(142%)
75歳受取:約38万円(184%)
いかがでしょう?
夫婦2人で月21万円でやりくりするのは難しくても、
月38万円の収入があれば快適な生活を送ることが
できる可能性は高いです。
多くの人が、
「どうすれば一円でも多く年金をもらえるか?」
という損得の計算をしがちですが、
損得よりもずっと大切なことがあります。
それは、
【お金の心配の少ない、快適な生活を送ること】
です。
「リタイア後も夫婦で快適な生活ができて良かった」
と最期に思うことができれば、年金額が
いくら損した得したはその時気にならないのでは
ないでしょうか。
生涯、快適な生活を維持できるよう、
毎回の受給額が最も多くなる75歳受取の
ライフプランニングで、老後の生活を
イメージしてみましょう。
ところで、最近は厚生労働省のモデルケースとは
異なる夫婦が増えました。
専業主婦は減り、
妻の収入が夫の収入と同じ水準の
「パワーカップル」と呼ばれる世帯も少なくありません。
パワーカップルの場合、
夫婦合わせた年金収入は、先ほどの年金額の水準に
当てはめると、
60歳受取:約21万円(70%)
65歳受取:約30万円(100%)
70歳受取:約42.6万円(142%)
75歳受取:約55.2万円(184%)
さらにゆとりある生活が見込めます。
最後にもう一つ、
75歳受取をお勧めする理由をお伝えします。
それは、必要な貯蓄額と、何歳まで働くかを
明確にできることです。
仮に、現在のお勤め先が65歳定年、
年金を75歳に繰下げて受給するのであれば、
10年間無収入になります。
何十年続くかわからない、老後の生活費のために
お金をためるのではなく、75歳までの10年分の生活費を
ためて、75歳以降は高い水準の年金収入で生活する。
足りない時だけ貯蓄を取り崩す。
という目標を立てることができます。
例えば、月30万円のお金が必要なら、
30万円×12ヵ月×10年(75歳-65歳)=3,600万円
定年退職までに最低3,600万円のお金の準備が必要です。
3,600万円の目標が難しいようでしたら、
次に考えるのは「何歳まで働くか」です。
65歳の定年退職後、1年長く働けばその分貯蓄の
目標額は下がります。
このようにして、貯蓄の額と退職の年齢が
マッチするポイントを探すのです。
貯蓄額はいくら、
働くのは何歳まで、
と、具体的な数字がわかるだけで
【お金の心配のすくない、快適な生活】は
意外と簡単にイメージできるかもしれません。
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