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□ かしこい住宅購入のイロハ ~その12~
「ダブルフラットとは? その1」
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こんにちは、FPの澤田朗です。
今回は、フラット35の新しい返済方法、
「ダブルフラット」
についてお伝えします。
【ダブルフラットの概要】
ダブルフラットはその名のとおり、
2つのフラット35を組み合わせて
返済をしていく方法です。
現在フラットには、
借入期間が21年以上35年以下の
「フラット35」と、
借入期間が15年以上20年以下の
「フラット20」
の2種類がありますが、
ダブルフラットの組み合わせとしては、
1.「フラット20」+「フラット35」
2.「フラット35」+「フラット35」
3.「フラット20」+「フラット20」
の3パターンがあります。
例えば38歳の方がフラットで35年ローンを組んだ場合、
繰上返済をしなければ完済予定は73歳となります。
退職予定が65歳の場合、
退職後も現役時代と同じ額を
返済していくことになりますので、
退職後の返済額をできるだけ抑えたい、
という場合には、
1つのローンは65歳まで(27年返済)、
もう1つのローンは73歳まで(35年返済)
とすることで、
現役時代にできるだけ多く返済をして、
退職時のローン残高を少なくすることができます。
例えば金利が1.5%で、
2,500万円を35年の「フラット35」で
返済する場合、
毎月の返済額は76,546円、
総返済額は32,149,366円になります。
これを、
1,500万円を27年返済の「フラット35」と、
1,000万円を35年返済の「フラット35」
の2つで返済をすると、
65歳までの27年間の毎月の返済額は
2つ合計で86,949円、
65歳から73歳までの毎月の返済額は
30,618円、
35年間の総返済額は
31,110,965円になります。
ダブルフラットにした場合
1つのフラット35と比べて、
現役時代は毎月の返済額が
約1万円高くなりますが、
退職後の毎月の返済額は約4.6万円、
総返済額は約100万円安くなります。
2つのフラットの年数や借入額の割合によって
毎月の返済額や総返済額は変わってきますが、
「現役時代にできるだけ多く返済をしたい」
「退職後はできるだけ返済額を少なくしたい」
「今後繰上返済をできるかどうかわからない」
という場合には、
2つのフラットで返済していくことを
検討しても良いのではないでしょうか。
なおダブルフラットにも
借入に際しての条件や注意点がありますので、
こちらについては
次回お伝えしたいと思います。
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【澤田朗プロフィール】
1971年東京都生まれ。設計事務所勤務を経て
2005年にFPとして独立。
これまでライフプラン相談を通じて約800世帯の家庭と関わる。
現在は主に住宅購入者を対象に物件選びや
ローン計画・ライフプランの作成等、
購入前から購入後までをトータルに考え、
顧客目線に立った住まい選びをサポート。
相続のNPO法人の理事も務め、
安心かつ円滑な相続/事業承継ができるよう、
遺産分割・財産評価・納税/節税対策等を、
専門家とチームを組みアドバイスと支援を行っている。
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