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おはようございます、宮本です。
最近は、テレビや新聞、雑誌などで「相続」や「終活」などの
特集を頻繁に見るようになりました。
先日、テレビ朝日系のバラエティー番組
「しくじり先生」
にて「終活」をテーマに番組として取り上げたことには
個人的に驚きがありました。
こちらも最近のニュースで取り上げられていたので、
覚えている人も多いと思いますが、
日本は90歳以上の年齢の人が206万人を超えました。
この206万人という数字ですが、
市町村人口でみると全国4位が名古屋市の約231万人、
5位が札幌市の195万人となっています。
あくまで空想の話しですが、
仮に日本全国の90歳以上の全ての人を札幌市に集めて
現在の札幌の人と入れ替えた都市ができあがると考えると
東京の巣鴨どころの規模ではない、
おじいちゃん、おばあちゃんの都市になります。
この「しくじり先生」では、
高齢者に向けた話では無かったのですが
バラエティー番組ならではの敷居を低くし、
誰もが「終活」をイメージしてもらいたかったのが
制作側の意図だったのかもしれません。
今日のメルマガは「終活」そのもの話ではないですが、
それに関連する内容です。
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孤独死・タンス預金
ゴミ捨て場に大金 次々
2017年9月22日(金) 日本経済新聞 朝刊 社会面
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まずは記事の紹介から。
ゴミ捨て場などから多額の現金が見つかる事例が各地で相次いでいる。
警察庁によると、拾得物として届けられた現金は2016年に
計約177億円に上り、近年は増加傾向が続く。
高齢者が誰にもみとられずに亡くなる「孤独死」などの社会環境の
変化を背景に、気づかれずに廃棄される現金が増えているとみられ、
今後も思わぬ大金の発見が続く可能性がある。
(中略)
背景には一人暮らしの高齢者の孤独死や「タンス預金」の増加がある。
東京都監察医務院によると、
東京都内で16年に孤独死した65歳以上の高齢者は3,175人。
1,650人だった2004年からの12年間で倍増した。
※孤独死について
今のところ明確な定義はないが、主に一人暮らしの人が誰にも
看取られること無く、当人の住居内などで生活中の突発的な
疾病などによって死亡することを指します。
この後も、記事が続きます。
この記事の後半にも書いてありましたが、年を取ると銀行にお金を
引き出しに行くこと自体が体力的に大変になり、
同居の家族とかがいなければ、ある程度まとまった金額を手元に
置いておく人も結構多いそうです。
私が子供の頃は、人が亡くなると残された家族(主に子供達)が
集まって亡くなった人の昔話をしながら遺品整理や形見分けを
していた光景が思い出されます。
今は核家族化が進み、また親と離れたところに住んでいることも
多いのか家の片づけ、遺品整理を専門の業者に依頼をすることが
徐々に浸透しつつあるように思えます。
私自身も、遺品整理士の民間資格を保有していますが、
現場研修で孤独死された家の残置物を整理した経験があります。
記事からは脱線しますが、
私がお手伝いした家は、東京の下町の小さな一軒家。
自宅内は生活感がそのまま漂ってくるような感じでした。
常備薬を飲むところだったのか、食卓の上には薬がケースから
取り出されていました。
片づけをしていて新聞記事の様な大金は出てきませんでしたが、
アクセサリーや小銭、思い出の写真などは
色々なところから出て来ました。
遺品整理を依頼したのは、亡くなった方の息子さんだったのですが
最初のうちは自分でやろうと思っていたそうですが、
勤めていたこともあり、作業を始めてもなかなか
はかどらなかったそうです。
今回は研修での参加でしたが、この規模(小さな一戸建て)であれば、
遺品整理も4人の作業員で手際よく片づけていけば
4時間程で終了するそうです。
先日読んだ本「未来の年表」の一文にこんな一文がありました。
今年2017年は、日本人女性の3人に1人が既に65歳以上となり、
65~74歳の人口が減り始める。
高齢者が多いというのに65~74歳の人口が減り始めるというと、
なんか不思議な感じを受ける人もいるかもしれませんが、
75歳以上の高齢者が増え、「高齢者」の高齢化が進んでいて
この傾向はしばらく続くと見られています。
今回の記事、あまり嬉しくない事でですが、
孤独死とタンス預金
の増加傾向は今後も続いていきそうです。
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