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おはようございます、東京相談室の川井です。
3年前、2016年のお財布メルマガで
「出生数100万人割れ」
というニュースについて書きましたが、
わずか3年で、
「2019年の出生数の見込みが90万人を割る見込み」
と発表されました。
推計では、90万人割れは2021年の予定でした。
人口減少が止まりません。
これからの私たちの生活にどのような変化が
あるのでしょうか。
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【話題のニュースから】
出生90万人割れ、死亡130万人超の日本
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出生数と死亡者数が逆転したのは2005年のことです。
逆転現象が起こった2005年をピークに
日本の人口減少が始まっています。
2019年4月時点での、日本の総人口は
1億2,625万人です。
※統計局ホームページより
今後の人口の推移は、出生数と死亡者数の
予測をもとに計算され、
2040年 1億1,092万人
2053年 9,924万人(1億人割れ)
2065年 8,808万人
と推計されています。
ところが、この推計より早く出生数が90万人を
割れる見込みです。
想定よりも出生数が少ない場合、
2049年に総人口が1億人を割れ、
2065年には8,213万人まで減少すると推計されています。
※国立社会保障・人口問題研究所のデータです
今年、2019年は、人口の多い1971~1974年生まれの
「団塊ジュニア」世代が全員45歳以上になる年です。
日本人女性の年代別の人口は、
40歳代 907万人
30歳代 696万人
20歳代 578万人
となっており、今後さらに出生数が落ち込むことは
容易に想像できます。
子供が減ることにより、子供たちの生活環境は
大きく変わりました。
35歳の私が小学生のころ、
同じ学年に外国人の同級生は一人もいませんでした。
ところが今の子供たちはどうでしょうか。
中国、韓国、インドなどアジア圏を中心に、
学年に一人どころか、クラスに何人も外国人がいるのが
当たり前の地域も沢山あります。
学校や公園で、日本人を含め色々な国の子供たちが
一緒になって遊んでいる姿をみると、出生数の減少で
日本人が減っているのは悪いことばかりではないと感じます。
子供たちは、英語を受験や就職のために学習するだけではなく、
幼いころからコミュニケーション手段として使うこともできます。
留学経験がなくても、外国人を当たり前の存在として
受け入れられる環境を羨ましくも思えます。
そして、出生数が減少するのに反比例して増加しているのが、
子供一人当たりにかける教育費の額です。
教育費は、デフレの間も上がり続けました。
夫婦共働きが当たり前になり、
世帯収入の増加により子供にかけられるお金が
増加しているのも理由の一つです。
お金がかかる反面、
・児童手当
・幼保無償化
・高校授業料無償化
など、教育費負担を抑えるための施策も多くあります。
すでに子供の教育資金準備を始めているご家庭の多くは、
お子さんが生まれて間もない0~1歳の頃に貯金や保険、
ジュニアNISAなどを始めています。
教育資金は長期の積み立てなので、
始めた後は10~15年くらい放っておく人が多数ですが、
できれば年に1度、FPとメンテナンスすることをおすすめします。
子供の成長は著しいですから、
1年前には想像もしていなかった
「習い事をやらせてあげたい」
「第一希望の〇〇幼稚園の保育料が思ったより高い」
「中学受験をさせたい」
「来年の夏休みに短期留学をさせたい」
など、親の希望や悩み、
子供の希望がどんどん出てきます。
「とりあえず何でもやらせてみる」
「お金がかかるからもうちょっと大きくなってから」
など親御さんの考えは様々です。
毎年FPと子供の将来について話す機会があれば、
・希望をかなえた場合にかかる我が家の教育費プラン
・最新の国の支援制度
・いままで積み立てた教育資金の総額や、運用利回り
・追加で積立をするのに適した金融商品
などの最新情報を得ることができます。
実際に、
「保育料無償化で浮いた月5万円はどうしたらよいだろう?」
「給料が上がったので月1万円、追加で積立するなら何がよいだろう?」
など、積み立て開始後もご相談くださるお客様が多いです。
子供のためにかけられるお金が多くなったのであれば、
子供の教育資金のことを考える時間も多くして、
しっかり準備したいですね。
また、先ほどの年代別の人口を見てわかる通り、
出生数だけでなく、20~30年後の労働人口は
大幅に減少します。
不足する労働人口は、高齢者や外国人、AIなどのIT技術で
補うことになるでしょう。
ですが、1人で2人分のパフォーマンスを出せるような人材は
非常に大事にされ、給与の差も大きくなると思います。
最近フレックス制やテレワーク、副業が大企業でも
認めらるようになりつつあります。
職業によっては、契約上決められた時間内でまじめに
働くよりも、短い時間で高いパフォーマンスを
発揮する人の方が評価される場合も多いです。
環境の変化に対応できる準備をしておきましょう。
こまめに家族と将来の話をしたり、
ライフプランニングをすることもお勧めです。
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